最近存在がハレンチと言われたセトセイラです。
突然だが、みんなにご報告がある。この度、私セトセイラは・・・
性器ヘルペスにかかりました(どーん)
この性器ヘルペスがとんでもなくヤバイ・・・。というわけで、ぜひ男性の皆さんにも女性のみなさんにも知ってもらいたいのでこの度記事を書くことにした。
・性病の性器ヘルペスにかかった私の症状
おはようございますー、ベトナムで福島のお米PRしてくるよ❤︎ pic.twitter.com/ZTDAHIAIwJ
— セトセイラ@モテおむすび研究家 (@sennnennzakura) 2018年7月3日
先月の私は、寝る時間が許されないほどの激務に追われていた。月の4分の3は出張。和歌山県からベトナムに移動し、ベトナムから島根県離島隠岐の島に移動。からの、鳥取、東京というハードスケジュールさで、出張前はそれらの準備に缶詰状態だったのだ。
そんな中、異変が起きたのは7月のど頭。
一言で言うと、なんかお股が痛い。
始まりの痛みの種類的には、なんか陰部に切り傷ができたかなレベル…?夜中私かきむしったりしたのかな…?という感じ。この時は、まだ痛いけど我慢できるレベルだったのだ。
そして、3日後。朝起きてトイレに行きいつものように排尿をすると、叫ぶほど痛い…!!手をお股に当てて、しばらく8の字に絶句しながら歩き回る。いや、これはまずい。なんだ…!?
大慌てで、産婦人科を予約して診断に行ったのだった。
・性器ヘルペスで婦人科に行った時の様子。
男性の皆さんは産婦人科というもの自体があまりピンと来ないかもしれないので、女性がいつもどんなふうに診断を受けるのかを簡単に説明しよう。
1:まずは、軽く症状を伝える
(※作 セトセイラ)
産婦人科の診断は、最初に軽く症状を看護婦さんか医師の方にお伝えする。この時は、もうとにかく陰部が痛い事を訴える私。
2:続いて、内診へ!!
実際に陰部を先生に診てもらう、となると内診室に案内される。せっかくなのでこちらも簡単にご説明しよう。
・内診室の椅子
(※作 セトセイラ)
部屋に入るとイラストのような椅子が待ち構えていて、おぱんつを脱いでここに座る。これね、マジで初めての時めちゃくちゃに怖かった。だってさ、看護婦さんは当たり前のように「パンツとズボン脱いで座って下さいね」なんて言うけれども、日常空間にそんな事ってないじゃんか。
はじめましての皆さんの前で急に下半身すっぽんぽんで股開いて座るんだよだって。ちなみに、座るとこんな感じ。
(※作 セトセイラ)
見知らぬ人の前で、こんなっ・・・!!しかも、産婦人科は男性が先生な事が多いので初めて行った時は本当におろおろした記憶がある。もうお嫁に行けないかもしれない!!なんてそんな事漫画の主人公以外で言うやついるのか?え、今の私!??って一人のりつっこみしてたもん。5回くらい。
・そして、緊張の内診
(※作 セトセイラ)
診断をするときには下半身の手前でカーテンが引かれて、一応先生と顔が合わないようになっている。カーテン越しに先生が触ったり機械を入れたりしながら内診してもらうという形だ。
これ、まじでなかなか辛いです。男性の皆さんにお伝えしたい。自分のパートナーが産婦人科にかかる理由は様々だと思う。妊娠、性病、ピルの処方、生理痛が重いなどなど。産婦人科に通うパートナーには、ほんの少し優しくしてあげて欲しい。
(※産婦人科の先生たちのおかげで女性のデリケートなものは守られているので本当に尊敬も感謝もしています。あくまでも主観的な感想です。)
3:診断結果は性病の『性器ヘルペス』
(※作 セトセイラ)
話は戻して、今回に関してはとに角もう、先生に触られるたびに激痛。診断結果は性病の『性器ヘルペス』だった。診断結果を聞いた私もびっくり。
え?性病!??
先生の話によると、性器ヘルペスはほぼほぼ性行為で感染する病気なんだそうだ。しかし、私には性病をもらうほどの心当たりがない・・・。
話を聞くと、ただ、ごく稀に疲労が激しかったり免疫力が低下しすぎると公共の施設(温泉や宿泊施設のタオルや衣類)から感染する事があるようだ。
出張続きの私は、どうやら免疫力の低下で公共の場で感染してしまったらしい(なんなら家に3週間ほど帰ってなかったから公共の場にしかいなかった)。
・性器ヘルペスにかかった地獄の2週間
性器ヘルペスの症状は一般的にはこんな症状。
- 性器の粘膜部分に潰瘍ができ、耐えきれない程の激痛を伴う
- 主に両足の太ももが腫れたり、圧痛が起こる
- 高熱が出る
- 全身の倦怠感
とにかく、初回にかかった場合が異様に重い症状に発展するらしい。本当に酷い人は、足の痛みが強すぎて歩けなくなってしまう人もいるようだ。。怖。。
私の場合の自覚症状は、まるで両足に火傷を追ったような激痛があったがなんとか歩けるレベルで留まってくれた。その他に、終日頭痛や全身の倦怠感に悩まされたのと、後はとにかく陰部の痛さが耐え切れるレベルではなかった。
終始痛み止めを服用して、意識が飛びそうになりながら仕事をしていた感じだ。。とほほ。。もうね、本当にお恥ずかしい話だが、女なのに排尿が痛すぎて手を添えないと難しくて、手を添えたところで絶叫するほど痛い。本当に痛い。。故に食べたくなくなる。
もう、本当にこの病気みんなにもっと知ってもらいたい・・・。人から見て分かりづらい病気ほど大変なものはない。
完治するまでの2週間本当に地獄だった…。2週間で5キロ痩せました。まじで。(※ちなみに余談だが、なぜか性器ヘルペスにかかったタイミングでベトナムで食べたフルーツにあたりめちゃくちゃ下すという。もう、私の下半身は2週間カオスですよ。前も後ろもがぼがぼですよ。)
ちなみに、ヘルペスは、例え医者にかからなくても自然治癒する病気だ。いずれにせよ、2週間で治まる。しかし、ヘルペス菌というのは一度かかると体から消える事はない。
ヘルペス菌は体にそのまま居座り続けて、免疫力が低下した際に再発する。長期的に一度かかってしまうと再発しやすくなる病気なのだ。ちなみに、みなさんが小さい頃にかかった水疱瘡もヘルペス菌なんだよ。知ってた?
・男性の皆さんに訴えたい女性の『性病』について
性病と聞いて、みなさんはどんなイメージを思い浮かべるだろうか。実は、性器ヘルペス意外にも同じ性病であるコンジローマも発症する原因が性行為だけではないらしい。
粘膜だからこそ、体の免疫力が恐ろしく低下している事が原因で発症してしまう場合も多いようだ。私の友人間に聞いてみると案外少なくなく、悩んでいる人が多かった。
特に、一度かかると再発のハードルがかなり低くなる病気だ。病気内容が内容だけに、なかなか人に相談できないけれど辛すぎて悩んでいる人が沢山いる。
よく、性病にかかったというだけで浮気なんて一切していないのにパートナーに信じてもらえなくなったり、遊んでる人というレッテルを貼られて悲しい気持ちになる人を見かける今日この頃。
でもね、違うの。違うの。
まじで、先入観だけで判断しないで欲しい。しかも、考えても見てほしい。それこそ『性病にかかった』なんて事を話せる人って、多くの場合その人にとって『辛いから寄り添ってほしい存在』な訳さ。
そんな人に、浮気を疑われたり遊んでる女なんて思われたらもう精神的ショックが大きすぎるわけよ。
だって、自分の辛さに対してあなたに優しくしてもらうために言ったんだもの。そんな切なすぎるだろう!!ハンカチ無くして聞けない話だ(涙)
・まとめ
性病の何が辛いって、人に言い辛いし理解してもらえないが故に中々周りから理解をしてもらえない事。そして、隠しておくにはめちゃくちゃ辛い病気である事だ。
いやぁ、もうね本当に2週間で5キロ痩せるってなかなかだからね。まじで辛かった。。。
そんな中で、私は基本的に人生ネタにして生きている人なので普通に「いやぁ、性器がヘルペスに侵されちゃってさぁ」なんて話を雑談的にしたりする。いや、だってしんどいもん自分1人で抱えてるのwwwwww嫌だよwww
という思いで私は性器ヘルペス雑談(なんだそれ)をしていると、その場では「まじうける、セイラさんwwww」と爆笑ネタになった。皆が笑ってくれて私は幸せだ。あー良かった。辛さ半減。
しかしその後、一件のLINEが届いた。
『セイラさん、実は私も免疫力の低下で性器ヘルペスに感染してて…本当に辛いのに誰にも言えなくて・・・だからなんかありがとう』
wwwwwwwww
さすがに、このLINEを受け取った時はコントか!とツッコミを入れてしまった。でも、免疫力低下が原因で性病になってしまう人も女性には多くいて、そのことをみんな人に言えずに悩んでるんだなと思ったのだ。
そこで、私がブログで公表することによって同じように股間のトラブルで悩んでいる人の勇気になればと思いこの度この内容を記事にした次第だ。
いいですか。男性の皆さん。
性病は疲労による免疫力低下が原因で発症する人もいるので頭の片隅にひそっと置いておいてほしい。性病にかかっても頭ごなしに怒ったり、偏見の目を向けないこと。大切なパートナーだからこそ、最後まで信じる存在はあなたであってほしいのさ(くさっ)