アイスが食べたくて食べたくてしょうがない。セトセイラです。
・道場までの道のり
男木島はとにかく迷子になる。町中が迷路なのだ。山に民家が密集しているので通路が細いのと、遠くから見るとこんなにはっきりなのに入り込むと周囲の建物があまり見えない。
もう、こんな。
『道場』までの行き方はフェリー乗り場の近くに案内地図も出ているので参考にしてみよう。
迷子になったら人口150人程の島なので住民は全員顔見知り。地元の人に聞いてみよう。とにかく優しい人ばかり。
・道場
男木島にあるお寺です。そんな文字が書かれている。
外観はお寺らしいわけでもなく、一歩踏み入れても・・・家だ。ここの、おとうさんがお坊さんなのだ。ここは、宿というか、民泊。優しくて明るいおかあさんと色々な事を教えてくれるおとうさんが最大限にもてなしてくれる。
・道場の宿
道場で泊まる場所はおとうさんとおかあさんが住んでいるところの扉とは、反対の扉から入る。部屋はこんな感じ。
昔ながらのお部屋。畳に敷布団に、扇風機。こじんまりとした机にTVがぽつんと。落ち着く。やはり、私は洗礼されたホテルも好きだが、このような生活感がある空間の方がのんびりできるから好き。
ちなみに、お風呂やご飯(※別途料金)はおとうさんとおかあさんが生活してる方で頂く。島の人と大テーブルで囲む食卓は、まるで島の住人となって昔からここに住んでたのではないかというくらい優しく迎え入れてくれる。最高な贅沢時間。
・道場の食事
沢山の美味しいご飯を作ってくれるおかあさん。どれもこれも本当に美味しい。特に、自家製の味噌で作った味噌汁は最高だ。(※必ず頂けるものではありません)しかもこの写真のお味噌汁は珍しい『エイ』のお味噌汁。エイのぶつ切り初めて食べた…!美味しい…!!
そして、とにかく道場のおかあさんは沢山のお料理でおもてなししてくれる。こんなに食べたの本当に久しぶり。どれもこれも美味しくて、おかわりまで頂いてしまった!しかも、道場さんは『ハーブ園』をやっていて採りたてのハーブを使用したお料理やお茶も最高に美味しい。デトックス効果も抜群。女性に嬉しい!!そんな道場で頂いたごちそうの数々をご紹介しよう!
1日目の夕飯。お野菜の天ぷらや赤べらの天ぷら等々。愛情たっぷり、で笑顔も満載!
2日目の朝食。朝からこんなに沢山!!お手製の『ひしお』で頂くお野菜。とても美味しかった…。
2日目の夕飯。タコの炊き込みご飯に、特製の豚汁が驚くほど美味しい。手作り味噌だからこそなせる業。
最終日の朝食はおかあさんがメニューを書いてお部屋に持ってきてくれました。ほっこり。
祖父母の家に帰って来たようなそんな家庭料理を皆で囲って食べる。これぞ、男木ライフ!という温かさが詰まっていて、おとうさんもおかあさんも沢山お話聞かせてくれて、心もお腹も幸せでした。ありがとうございます!!ちなみに、自慢のハーブ園はこちら
・料金
・素泊まり2000円の食事付きの場合は朝夕付きで4000円
男木島は夜や朝やっているところがないので利用した方が賢明だ。一度に1組しか利用する事ができないので宿泊の際はお早めに。
・『道場』に泊まった感想
ほんとうに田舎のおばあちゃんおじいちゃんの家に遊びにきた。そんな感じ。
お客さん、というより家族としてこの家を利用したのではないかと錯覚するほど、本当にあたたかい時間でした。ありがとうございます。ハーブ園で端からこれは何か、というのを教えてくださって本当に楽しかったです。ハーブってこんなに種類が多いのだという事を初めて知りました。
お料理にも、お茶にも愛情こもったハーブが出てきて、お庭で育ててるやつがこんなアレンジ!?と、こういった土地ならではのアイディアに感動。生の葉っぱからお湯で出すお茶、最高。あとはやっぱり、もう、お手製のお味噌とひしおの美味しさ、梅干しの美味しさにくらくらきてしまいました。お土産も頂き本当に嬉しいです。おとうさんもおかあさんも大好きです!!素敵な時間をありがとうございました!!