今大注目のPICK UP記事!! 

沖縄と沖縄周辺離島で見かける、ヤシガニという生き物

今日は、ガクガクの脚です。棒のようです。セトセイラです。

 
現在私が旅したのは沖縄、奄美の島々を堪能しました。そんな中で、やたらと記憶に残っている生き物がいる。
 
 
今日はそんな生き物のお話。

・ヤシガニ

 
ヤシガニって知ってる?実はヤシガニは日本では沖縄、奄美地方に生息する、陸上最大の節足動物。要は、陸上に住んでるやたら大きな宿がない、やたらでっかいヤドカリ、と覚えておけばおおよそOK。ヤドカリの仲間。
 
 
見た目のグロさもさる事ながら、何と言っても、力が強い。私のようなか弱い女には少々きつい。それもそのはず、ヤシガニは体重の90倍もの力を出すんだそう。今まで見つかったヤシガニは4キロの重さん単純計算で・・・
 
4×90=360kgf
 
 
いや、そんな事言われても分からないよ。そら、そうだ。ライオンやトラの噛む力が270〜320kgfと言われている。
 
 
 
あれ、ヤシガニの方が・・・?
 
 
見つけても挟まれないように注意しよう。

・地域によっては条例で捕獲が禁止されているので、よく確認をしてから捕獲してよねっ!?

 
そんなヤシガニ。実は、絶滅危惧種なのだ。絶滅危惧種なのに、観光客がやたら食べるから乱獲されているというそんな生物。高く取引されるから、それで生計を立てている人もいるわけで、なかなか禁止にするのは難しそう。
 
そんな中で、沖縄では宮古島と多良間島が地域や、捕獲期間、大きさを限定して捕獲を禁止している。破ると、10万以下の罰金が課せられる。
 
※参考
・「多良間村ヤシガニ(マクガン)保護条例」
・宮古毎日新聞  『ヤシガニ捕獲4月から全面捕獲禁止/市ヤシガニ保護条例』2013年12月3日
 

・ヤシガニは観光客向けによく食べられる

 
ヤシガニは、沖縄では貴重なタンパク源として食べられる事もあるようだ。しかし、沖縄地域で主に食べられているとは考え難い。何故なら…
 
 
 

ズバリ、値段が、高い。

 
 
どこのお店も時価で置いてある。大体、相場は2〜3万。こんなに高価なものを地元民が食べているとも思えない。
 
 
 
と、思い調べてみた。

・ヤシガニの地域による、捉え方の違い。

 
エビやザリガニ、ヤドカリと甲殻類は雑食の生き物が多い。もちろん、ヤシガニもその例外ではなく雑食だ。宮古島を訪れたい時に島のおばぁに聞いた話と私が調べた事をまとめると、宮古島ではそもそも、数十年前までは死体をそのまま定位置に置いて、風化を待つ風葬、そして、死体をそのまま土に埋める土葬がずっと行われていた。
 
 
そう、ヤシガニはその為お墓に沢山いたと言われている。宮古島では、ヤシガニは先祖そのものだ、と捉えられていてヤシガニを食べるなんて、罰当たりな!と考えているのだ。(特にご年配の皆さんが)
 
 
え、でも、現在は火葬なので人の死肉を食べたとは考え辛い?
 
 
バカを言っちゃいけないよ。
 
 
ヤシガニの寿命は50年〜60年
 
宮古島で、土葬から火葬に変わったのは沖縄返還された1972年以降。もしかしたら、その時のヤシガニは今、食べ頃かもしれないね。かと思えば、石垣島ではヤシガニは木に登って降りる時に決して下を向かず後ろ向きに歩く。頭は常に上向きなんだそう。それが不吉だ、という理由で食べたがらない。しかし、私が黒島(合わせて読みたい→『黒島という最高に常識を覆される島』)を訪れた際にはなんと、1500円という破格でヤシガニ定食を提供していた。ヤシガニは黒島では普通に食べているんだそうだ。
 
(黒島で食べた、ヤシガニ定食)
 
 
ちなみに、ヤシガニは雑食故にヤシガニが食べていたものによっては食中毒を引き起こす可能性があり、過去には死亡事例もあるので注意。いずれの場合も胃袋や腸などの器官は食べない方が良い。味は濃厚なカニ、というような味でとても美味しい。
 

・まとめ

 
島によって考え方が違う、ヤシガニという存在。
 
 
いずれにせよ一番食べるのは圧倒的に観光客なのは間違いない。その地域でしか食べられない、という限定ものへの欲が絶滅危惧種を絶滅に追いやらないようにそろそろ対策を練った方が良いのではないだろうか。



  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

PAGE TOP
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。