フリーランス3日目にして盛大に風邪を引いたセトセイラです。
さてさて、皆さん。ジブリは好き?私はもう小さいころからジブリファンで、中でも『もののけ姫』が大好きで大好きでたまりません。アシタカ様と何度結婚を夢見たか…(鼻血)
初めて観たとき、世界観の大きさに何度も鳥肌が立って『人と自然は共存できないのか?』という深いテーマに、何年経っても考えさせられる。そんなもののけ姫の舞台となった屋久島に先日バックパッカーしてきた。
1997年に発表された『もののけ姫』。あれから20年経って、なぜ屋久島を舞台にしたのか分かった気がした。今日はそんなもののけ姫の舞台でもある『白谷雲水峡』を是非とも紹介させてほしい。
・白谷雲水峡(しらたにうんすいきょう)
【もののけ姫の聖地】
屋久島にある、もののけ姫の舞台の苔むす森。沢山生命の息吹が歴史を刻み、ここに存在する。緑が覆う世界が、あまりに美しすぎて息をするのも惜しい。水の音に包まれて、いつまでもここに居たいそんな場所 #屋久島 #バックパッカー #もののけ姫 #旅 #苔むす森 pic.twitter.com/ukn0cqqXDN— セトセイラ@日本国内一人旅情報 (@hitoritabiseira) 2017年10月8日
樹齢3000年を超えるダイナミックな『弥生杉』や、もののけ姫の森として大人気の『苔むす森』。そして、もののけ姫の作中に出てくるモロ一族の住む岩屋のモデルとなった絶景ポイント『太鼓岩』など見どころが多い。このエリアは苔が美しい場所なので、多少雨が降ってる日や雨上がりの方がおすすめ。
白谷雲水峡は、往復1時間~6時間程度で楽しめるトレッキングコースの為、登山初心者にも比較的おすすめのポイントだ。
ルートがいくつかあるうちの一つ。4時間コースをご紹介しよう。
・白谷雲水峡のスタート地点
白谷雲水峡のスタート地点はこんな小屋がある。楽しむためには500円が必要だ。
登山口までは、車かバスでのアクセスが可能だ。駐車場も完備されている。レンタカーを借りれば、登山後に美味しいご飯や温泉などの贅沢コースもいいだろう。バスでアクセスする場合は、宮之浦港から運賃は550円ほど。
・白谷雲水峡のルート
このパンフレットは屋久島の至る所で手に入るものなので、是非とも手に入れよう。このパンフレットを見ると、いくつかルートが存在する。旅行のスケジュールに合わせて、ルートを決めよう。今回は、一番オーソドックスな赤線のルート。4時間コースのルートだ。
ちなみに、左側にある16番の『太鼓岩』のポイントは天気が優れていない日はおすすめしない。(絶景ポイントだが晴れていないとあまり見えない)
・太鼓岩往復コース
いよいよ登山スタート!!
白谷雲水峡は、コースに写真のような順路看板が立っているので道に迷っう事はない。もし迷ってしまったとしてもルートにある木には赤い紐が結ばっているので目印にしてみよう!
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雲水峡の湿地のシンボルでもある川を見ながらつり橋を渡ろう!
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最初の写真ポイント。
大きな岩場を登る。写真を撮っている人が多いので、順番待ちしよう。
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ひたすら進む。白谷雲水峡の足場は写真の感じ。整備はあまりされていない為歩きやすい靴は必須。
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苔が美しい。
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・くぐり杉
途中、木の根をくぐるポイント。
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シカの宿
死んだ木から、また新たな木が生えてくる。そんな命の受け渡しを行う杉の木。その為、不思議な命の形が多い。まさしく『もののけ姫』の世界観。生と死が共に生きている森は何とも言えないエネルギーに満ち溢れている。
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苔むす森
このポイントが、夢にまで見た『もののけ姫の森』と言われているポイント。視界を覆う苔。湿気を含んだ、息をのむほどの美しさ。
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ひたすら進む。途中も沢山の屋久杉を堪能しよう。
太鼓岩に行く場合、急激に道がハードになる。かなり急なのでできる限り身軽に行きたい。ちなみに、途中のポイントにリュックを置いて行くのもおすすめだ。(急こう配になるポイントの手前に広いスペースがある)
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太鼓岩
頑張った甲斐があると思うには充分すぎる絶景ポイント。やまびこが返ってくる場所なので是非ともチャレンジしてみよう。足元の岩を叩くとぽんぽん音がする(太鼓岩)。
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来た道を戻る。(往復4時間)
・まとめ
縄文杉とはまた全然違う美しさが白谷雲水峡にはある。湿地だからこそ、苔が美しいこのポイントはまさに癒しそのもの。運が良ければ鹿にも遭遇するだろう。初心者向けの山なので、是非とも屋久島観光の際には挑戦してみよう。
また、山に行く際の格好はこちらを参考に→【観光】屋久島の屋久杉、世界遺産の『縄文杉』を日帰りで行くには?【準備編】
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