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『趣味が見つからない、やりたい事が分からない』就活やオーディションで悩みすぎて空回りしてない?

SHOWROOM(→合わせて読みたい『『人生の勝算』を読んで、D役者が思った事』)の3回目の放送をした、セトセイラです。
 
 
 
本日のお題はお悩み相談から。ある日、私の後輩がこんな事を言った。
 
 
『私、何がやりたいか分からないんです。趣味もこれといってないし・・・心からハマれるようなものって難しいです・・・』
 
 
なるほど。なるほど。私が前回書いた記事『自己PR、オーディションで自分の特技がない?自分の強みを見つける方法』にも付随するものだと思う。今、という世の中は何でもかんでも自由に物や情報を手に入れる事ができる時代だ。いわゆる、情報過多というやつ。それ故にあらゆる情報が欲を惑わし、『欲しいものが分からない』という感覚を持つ人が多いのではないだろうか。先日私の友人がこんな事を言っていた。『子供の誕生日なんだけど、誕生日何が欲しいかって聞いたら欲しいものが分からないから考えとく』と言われたそうだ。『欲しいものがあるから→プレゼントしてもらう』のではなく『プレゼントを貰えるから→欲しい物を考える』という逆の発想なのが今という時代だ。

・『肯定力』の提案

 

 
少し話は逸れるが、私の価値観について話をしようと思う。私は中学生の頃、『優しさとは何か。そして、自分に厳しいの定義とは何か』について考えた事がある。幼かった私が、考えに考えた結果、私の中で『肯定力』という一つの答えが出た。
 
 
例えば、物凄く嫌いな人がいたとしよう。この人の事を『私、◯◯さん嫌いなんだよね。だから極力関わりたくない』という方法が1番楽な方法だ。だが、この答えの導き方は、確実に楽だが誰も得をしない。嫌われてる方はもちろん、『何故か一方的に嫌われてる・・・』と悲しい気持ちになる。そして、一見、嫌っている側は嫌いなものを遠ざけたのだからストレスフリーでハッピーになったかのように思う。しかし、私だったらこう唱える。ここで『嫌い』と思った自分を認めつつ、『何故この人の事が嫌いだと感じてしまったのか』という自分の感情に興味を持つべきだろう。その謎を解いていくと、もしかしたら自分よりも可愛いからという理由かもしれない。わがままだから、という理由かもしれない。自分が嫌だ、と思ったその真実を明確にさせる事により、では、その嫌いだと思ってしまった部分を自分ならどうするのがいいか、どう受け止めていくかを考えていける。つまり、私の唱える『肯定力』とは、先ずはその物事に対する感情を認めて、そして感情のその先に疑問を持つ事によって、自分のステップアップに繋げていく力。それを『肯定力』と名付けた。
 
 
(ちなみに、余談だがそもそも私はすぐに『これは無理』とか、大した関わりもしてないくせに『あの人嫌いだから、関わらない』とかいう人に甚だしい疑問を感じる。というのも、つまりこれらの言葉を要約すると『自分は能力が低くて、うつわが小さいです』と言っているのと同等だ。恥ずかしくないのだろうか…メンタルすごいな…と興味津々)
 

・『やりたい事が分からない』人は、『肯定力』が低い事に原因がある

 
その物事に対する感情を認めて、その感情の先に疑問を持ち行動していく事、それが『肯定力』。
 
 
ちなみにこれを本当の意味で極める事は不可能だと思う。なぜなら、肯定を続けると必ず先にメンタルがやられてしまう。だが、この事を意識するだけでだいぶ見える世界が変わると思う。これは先程例に挙げたような人間関係だけの話ではない。全ての物事に言える事だ。やりたい事が分からない、趣味がないという事というのは、自分の行動線や感情に否定という名の遮断機を下ろした結果だと思う。
 
 
 
つまり、どういう事かと言うと趣味ややりたい事になる前にそのものを諦めている可能性が高い。
 
 
 
今まで生きてて『楽しい』とか、『笑った』、『なんとなく好き』という感情の記憶はあるだろうか。何でもいい。もしも、人生で一度もなかったという人はここから先読んでも意味がないので是非お帰り頂きたい。・・・さて、続きを読もうとしてる人にはこれまでの人生に『楽しかった』『笑った』『なんとなく好き』という感情の記憶があるはず。趣味や、やりたい事を見つけるためには、つまるところ『肯定力』を発揮していかなければならない。必要なのは、そういった感情をまずは認めて『どうしてこれ楽しいって思ったのだろう』という疑問を持ち、この楽しさの方へ一歩進む勇気だ。
 
 

・『私と、おむすびの関係性』から解く肯定力

 
 
具体的な例え話をしよう。私は、好きな事が沢山ある。バックパッカー・カメラ・字を書く・絵を描く・人間観察・自己分析・文章を書く・おむすび・お芝居などなど。せっかくなので、この中のおむすび、について。
 
 
私は今でこそおむすび職人と自分の事を言っているが、そもそもなぜおむすびをはじめたのかという昔話。私にとっておむすびは、毎日食べるとか、特別に好きとかそういう存在でもなかった。ただ、よくある雑誌の恋愛コーナーで『男性が女性から得意料理です、と言われたらテンション上がるやつ』にはいつだって『カレー』『肉じゃが』『ハンバーグ』なんて文字がお決まりのように書かれていて、実際得意料理にこれらをあげる女の子は周りに多くいた。私はこういうなんとなくそれっぽいからという理由でこれらの料理を得意料理にあげる女とは趣味が合わない。『じゃぁ聞きますけど、本当にその得意のカレーというのは、スパイスから作るとかインドで修行してきたとかミシュランとったとか。そういうのですか?』と問いただしたくなる。本当はカレーだって、肉じゃがだって、ハンバーグだって奥が深い料理のはずなのに、安易に得意料理なんて言う人が多すぎて猿でも作れる料理の代表なんじゃないかと思う程だ。そこで、疑問を持った。『じゃぁ、私はなんて答える女になりたいかな』その結果、それが『おむすび』だったのだ。おむすび、って一見誰でも作れる料理とも言えなくはないのだが、『本当に美味しいおむすびの味』を分かる人は少ない。想像してみてほしい。米の塊に魚の切り身が乗っているだけのあの業界でさえ、修行に10年以上かかると言われているのは言わずと知れた話しだ。じゃぁ、おむすびの奥が深くない訳がない。今やほとんどの人がコンビニのおむすびを食べた事があると思うのだが、コンビニのおむすびは便利だから売れているのではなく美味しいから売れている。それは、コンビニがおむすび職人の動きや力加減を完全データ化し、そのままの動きを完全再現して機械で作っているからだ。つまりは『完璧な職人のクオリティ』。ちなみに、私があえて『おにぎり』、ではなく『おむすび』という言葉を使うのは私の愛するおむすびは、けして握り固めるのではなくてお米一粒一粒をふんわり、結んでいくというこだわりゆえの言葉の選び方。シンプルすぎる構成であるが故に『本当に美味しいおむすび』を作り、その味が分かる女、可愛い。そう思ったら、気付けばおむすび専門店でおむすびを極めるべく8年にも渡って作り続けてきた。
 
 
 
この話しを先日お会いした方にしたところ『おむすびが特技になるという発想がすごいね』と言われたのだが、それこそがやりたい事が分からない人の答えだと思う。『こんな事考えるなんて、馬鹿だよね』とか、『こんなものは特技にはできない』『私はそんな器用じゃないからな』『そこまで言うほど…やりたいわけじゃないし』とか否定力が知らず知らずのうちに身に付いていて好奇心や疑問を持つ前に遮断機が下りる。うるせぇよって話だ。できない事の理由探しをするくらいなら、その物事や人に対して、言い訳の為に否定の感情を持った自分を今ここで捨てろ。漫画が好きなら、その好きと思った感情に疑問を持て。人と話すのが好きなら、なんで楽しい時と楽しくない時があったのかという事に興味を持て。人に気を使いすぎてしまう事に悩んでるなら、なぜ気を使ってしまったのかという自分に興味を持て。好きなら好き、嫌いなら嫌い、興味がないなら興味がないという事実を先ずは肯定する事。勘違いしてる人が多いが、それだけで終わるのなら、それは肯定でもなんでもない。ただ自分の今の状態を説明しただけ。最も大切なのは、確かにある感情の事実をまずは受け止めること。そして、それを受けた結果、自分はどういう『応え方』をするのかに変換していく。それが本当の意味で肯定するという事だ。

・趣味ややりたい事、強みを持っている人は結果的にそうなっただけで、待っていれば誰にでもできるものではない。

 
 
私が今回、この記事を書いたのは具体的にそういった悩みを持った後輩がいたからなのだが、本当に悩んでいる人というのは『そんな事出来てたら苦労していない・・・』と思ったかもしれない。
 
 
私から言えることは、先ずは、先程書いた『楽しかった』『笑った』『なんとなく好き』という感情を見つけたら一度立ち止まること。そして、そのふわっと思った『なんとなく』の好意をなんとなくでいいから、やってみるのはいかがだろうか。好きな事が分からないという悩みを抱えているくらいなので、いきなりめちゃめちゃ好きというものにはほとんど会えないだろう。『なんとなく好き』な事を意識的に『なんとなくやってみる』。ちなみに、だからと言って無理に続ける必要はない。しかし、その『無理』を思う前で、立ち止まってしまっては何も起こらないのは当然の話というわけだ。おむすびをはじめたきっかけなんて私の中で『可愛い女』になりたかっただけの話。『あまり好きじゃない女』→『どうしたら好きになれるかな』→『じゃぁ、そういう女になろう』。私の場合は嫌いと思った自分の感情のその先に疑問をもったのがたまたま続いただけだ。
 

・趣味や、やりたい事を見つけよう

 
せっかくなので、その後輩の例を出してみよう。その子は、私の知る限り好きな兆しがあるものは『パンダ』と『お菓子作り』だ。ここで、もしかしてこう思ったのではないだろうか。
『パンダ』なんて面接で趣味に書くようなものではない…。『お菓子作り』は好きだけど強みになる程のものではない、もしくは、仕事にするとなるとちょっと違う。
 
 
 
特に、趣味が『パンダ』になんてならなくない?
 
 
 
 
まず、なぜ第一に否定から始まったのか。そんな考え方のループでは何も生まれない。先ずは肯定をするべきだ。しかし、否定を声に出してくる人は世の中には五万といて、私は申し訳ないがそんな人の事の言葉をまともに聞くとどんどん自分を見失う事になると思う。世の中の大半の、こちらが求めてないのにも関わらず来るアドバイスなんて否定から始まることが多い。じゃぁ、え、だってパンダが趣味にならないって誰が決めたの?もちろん、パンダが好きを公言するならば散々言っている肯定力を発揮するべきだ。『本物のパンダが好きなのか、もしくは、パンダのキャラクターが好きなのか』『そもそもパンダだからいいのか、黒と白の見事な比率がツボなのか』『パンダのキャラクターが好きなら、自分で作れないのか』など、好きである事を認めた、その先。じゃぁ、なぜ好きだと思ったのかから一歩踏み出していくべきではないだろうか。
 
 
お菓子作りなら、なぜお菓子作りが好きなのか。『誰かに褒めてもらえた経験があるから好きなのか』『自分好みに作って、自分1人で全部食べたいから』なのか、『作れれば、正直粘土でも喜びをかんじるのか。そして、その答えの結果を必ずしも行動すべきだろう。人生の楽しさは受け身では手に入らないものばかりだ。ただ、何もないからと言ってけして焦って突拍子も無い新しい事をはじめないこと。自分の今手に持っているものを突き詰めていった先にその答えはある。
 
 
 
以前Twitterにも書いたのだが、好きだな、面白いなとか。私はそういう感情は全て才能だと思っている。今という時代は好きって思うものに正直になっても良い時代。それによって、友達を失う事はあるかもしれない。でも、元々そんな友達いるのかっていう話だ。色々目移りしてしまう現実があるのならば、目移りしたもの全部とりあえずやってみればいい。就活ならスケジュールが可能な限りエントリーすべきだ。内定が貰えたものの中からより良い条件の方を選べばいい。興味あるかも、と思った最初の気持ちは確かなら、すでに自身の中に才能は眠っている。
 
 
旅に出かけるなら、荷物は出来る限少ない方がいい。最低限の荷物を最大限利用した先にしか発見は得られないのだから。
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