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乙武さんの義足練習を見学してきた!

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最近、洋服の断捨離について考えています。セトセイラです。

先日、乙武さんの義足練習会を見学してきた。

正直に言うと、乙武さんに対しては「小さい頃よくテレビで見たなぁ」くらいにしか思っていなかった。

私にとって乙武さんは、そんな人。

そんな私がなぜ乙武さんの義足練習を見学しに行ったかというと、「42年間1度も足で歩いたことがない人が歩くというのはどういう感覚なのだろうか」と気になったからだった。

私は義足については全くの無知なのだが、どう考えても全体重を支える面積が小さいので接続部分の負担は計り知れないと思う。

ほとんどの動物は義足をつけると、そのストレスから生きられないものも多いとどこかで聞いたことがある。素人ながらに『義足は難しい』という印象がある。

だからこそ、そんな感動的な場面をぜひ生で見ようと思ったのだった。

というわけで、乙武さんの義足練習を見学に行ってきたのでレポする。

 

乙武さんの義足プロジェクト

出典 乙武さんのクラファンページ

乙武さんは先天性四肢切断という生まれつき手も足もない状態で42年間1度も歩いたことがない。

そんな乙武さんが、最先端の義足SHOEBILL(シュービル)に挑戦するというプロジェクトがスタートした。この義足は、従来のものとは違って、モーターが搭載されたロボット義足だ。研究者の落合陽一さんが率いる「xDiversity(クロス・ダイバーシティー)」が開発を進めている。

その資金の一部は、クラウドファンディングで集められたことでより話題を呼んだ。クラウドファンディングで集まった金額は1746万8千円。

このプロジェクトの最終目標は2020年の東京オリンピック・パラリンピックで乙武さんが聖火ランナーを務めること。そのため現在、200mを1人で歩けるように日々訓練に励んでいらっしゃるのだ。

そんな乙武さんの義足練習会を見学しに行ったというわけだ。

 

ついに義足で立ち上がる乙武さんを目の当たりにする

乙武さんの義足プロジェクトのメンバーには、理学療法士、義肢装具士、デザイナーとさまざまな分野の専門家が参加している。

歩くためには、足との接続部分にも神経を使うし、体の使い方も特殊だし、もちろん肝となる足も大事。全ての要素が合わさって歩くとことを可能にしようとしているのだ。

乙武さんは生まれてから42年間1度も歩いたことがないので、いわゆる体が座った状態のまま骨や筋肉が固まっている。立ち上がるのもかなり大変だ。

故に、そもそも義足を両足に付けた時のバランスの取り方も難しいらしかった。

そんな乙武さんが義足で立ち上がった姿がこちら。

横から見ると、ものすごく反り腰になっているのがよく分かる。

乙武さんには腕がない。もしも転んだら腕をつくこともできないため、歩くことの恐怖は計り知れない。純粋にバランスをとることも難しい。さらには、歩いたことがなので歩く感覚も0からスタート。

そんな様々な要素が重なっているからこそ、想像をはるかに超えた努力と想いが詰まっているのだと思う。

乙武さんのこのプロジェクトにかける熱意はすごかった。

 

初めて10mを義足で達成した、感動の瞬間

一歩一歩を踏み出す度に、汗が吹き出てたまに呻き声が上がる。

38キロもの体重(公式発表)を、たった2点だけで支えている。その上、義足は片足で10キロ近くある。かなりの圧力が接合部分にかかっているのだ。

▲実際に乙武さんが使っている義足

乙武さんの話によると、歩行練習後は接合部分は青紫色に変わっているとのことだった。

乙武さんは左右の筋肉のつき方にだいぶムラがあるらしい。左足の付け根付近の筋肉は発達しているのに対して、右の付け根付近はほとんど筋肉がない。

左足の踏み込みはできるが右足の踏み込みは難しそうだった。どうしても、右足が引きづり気味になってしまう。

義足で歩くのは声を出すのも辛いはずなのに、乙武さんが見学者たちに笑顔を振りまいていた姿が印象的だった。

「正直、僕は歩いたことがないから車椅子、なんなら、車椅子なしの生身の方が前に進むのは容易い。でも、僕が義足で歩くことができたら多くの人の希望になると思うんです。だから、僕は広告塔になります。僕じゃなければ、この義足プロジェクトはこんなに広がらなかったと思うんです。」

乙武さんの歩く姿は、本当に美しかった。

ただひたすらに、未来を見ていた。

そして、2019年3月31日。この日過去最長の10メートルを歩ききった。感動の瞬間はこちら。

拍手喝采の中、倒れ込んだ乙武さん。

出せる力を出し切っての新記録達成の瞬間は、ものすごい感動の嵐だった。

その後、涙を流しながら「この達成は僕だけではなく、チームで達成しました」とコメントをしていた。

ここまで来るのに、大きな不安とたくさんの練習と大きな覚悟があったのだということがありありと出ていた。

本当に本当に、美しかった。こんなにも美しくて魂が震える涙を久しぶりに見た気がする。

 

いつでも、希望を見ていたい

▲身長171センチの私と並んでもこれしか身長差ない!!すごい!!

正直、足がある私にはあまりピンとこないことのほうが多いと思う。

でも、そんな中『なぜ乙武さんは義足プロジェクトを挑戦したのか』と疑問に思っていた。

義足をつけて歩いてみたい、なんてことではないはずだ。乙武さんの場合、42年間そもそも歩いたことがない。ご本人もどこかで義足は必要ないとコメントを残されていたほどだ。

それが、今更なぜ。

その答えを乙武さんはこう語っていた。

「義足で歩くことを勧めているのではありません。でも、可能性は多いに越したことはないです。車椅子か義足か。その選択肢の幅が人々に希望をより与えます。僕が義足プロジェクトに参加することによって、『あの乙武が歩いたんだから自分も歩けるかも』と思ってもらうことが大事なのです。だから僕は広告塔になりたいんです。そのためには、僕はどんな努力でもできます。」

と。

本当にかっこよかった。

こんなに素敵な一歩を歩く人は、この世の中にいるだろうか。

一歩一歩が希望へ繋がっていた。

乙武さん、素敵な時間と感動をありがとうございました。

応援しております!

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