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地図から消された恐怖の島『大久野島』

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乗り物内のトイレが苦手です。セトセイラです。

 

突然だが、私は日本の離島が大好きだ。現在32島ほど島を巡っている。

 

島にはその閉鎖された空間から個性があり、知らない日本の顔が沢山あるから実に面白い。

 

というわけで、本日ご紹介するのは広島県にある離島『大久野島』。大久野島は約700羽のうさぎが生息しているという、人呼んで「うさぎの島」だ。

 

ぜひ、あなたもうさぎハーレムでうっさうさになるがいい。

 

・大久野島島ってどんな島?

大久野島は、広島県の瀬戸内海に浮かぶ島。周囲は4.3キロ程の小さな島だ。

 

大久野島は有人島ではあるが、実は民家は存在していない。島の殆どが国有地となっていて、本来は人が住む事はできない。

 

ではなぜ有人島なのかと言うと、大久野島にあるホテルなどの観光施設に住み込みで働いている従業員がいる。その住み込みの22名により、有人島という表記になっている島なのだ。

 

・別名『うさぎの島』と呼ばれる大久野島

大久野島は、あるもので世界的に有名な島だ。

 

その、あるものとは

 

うさぎ

 

なんと、こんな小さな島に野生化したうさぎが約700羽も生息している。

 

日本人の間だと、案外「え?うさぎの島?なにそれ日本?」という反応が多いのだが海外からはものすごい人気を集めている。

 

実際私も、島に訪れた時は海外からの観光客が大多数を占めていた。連日、人懐っこい野生化したうさぎに会いに訪れる人は多い。

 

・地図から消された島『毒ガス島』の悲しい過去

大久野島は現在、うさぎハーレムのメルヘン溢れる島だ。

 

しかし、大久野島にはもう一つの顔がある。

 

世界で最も危険な島とも言われ、かつて地図上から消されていた島でもあるのだ。

 

その理由は大久野島が『毒ガス島』であるからである。

 

実は1929年から1945年の終戦までこの島では秘密裏に毒ガスが製造され、1938年に毒ガス兵器製造の事実がバレないように地図から消された。

 

15年間で作られた毒ガスはなんと6616トン。そのうち、3000トン以上が終戦後に海や地中に捨てられた。

 

2003年にも破棄ガスを回収した中国人が被害にあっている。無造作に捨てられた毒ガスにはまだまだ警戒が取れないのだ。

 

ちなみに、6616トンの毒ガスなんて言われても正直あまりイメージわかないよね。

 

これがどれほど、すごいものかと言うとこの量で・・・

 

地球上の全人類を殲滅させられる量です。

 

かつて、この島で作られた毒ガスによって多くの人が亡くなっている。しかし、秘密裏に行ってきた為その事実が知られたのもごく最近の話である。

 

明日使える豆知識☞かつて日本では全人類を殲滅させられる量の毒ガスを製造していた。

 

・大久野島へのアクセス

アクセスは広島にある忠海港(ただのうみこう)という港からフェリーでわずか15分。しかも片道310円。

 

フェリーも大型でとても過ごしやすい。

 

忠海港までのアクセスは、タクシーと電車がおすすめ。

 

広島空港から、タクシーで竹原駅へ。竹原駅から忠海駅まではおよそ15分。駅から港までは歩いて5分だ。ちなみに、忠海港からは2時間おきにフェリーが運航している(※行き方は多数あるので、調べてみてね)。

 

何はともあれ、アクセスはめちゃくちゃ悪いです。

 

・大久野島は国境を越えて全ての人を歓迎してくれる

大久野島にはあちこちにうさぎがいて、どのうさぎも人間を見ると大喜びで駆け寄ってくる。

 

ものすごい遠くにいても・・・

ここはおとぎの国なのか!?という程のシチュエーションも日常茶飯事だ。

 

大久野島ではうさぎの餌は販売していないが、持ち込みでうさぎに餌をあげてもいい事になっている。

 

耳寄り情報1

忠海港ではうさぎの餌が購入できるので、持ってくるの忘れちゃった!!というそんなあなたでも大丈夫!一袋100円とかでしかも買えるんです。5袋くらいあると最高です。

 

耳寄り情報2

忠海港で少し時間がある人は近くを散策してみよう!八百屋さんなどでうさぎ用にキャベツの外側を置いてくれてるところもあるかも!?(※あくまでもご好意なので絶対あるわけではない)

 

大久野島のうさぎ達はとにかく人間が大好き。是非とも、餌を持って上陸しよう。

 

・うさぎの餌

大久野島のうさぎは自由に餌をあげる事ができるが、ぶっちゃけうさぎって何食べるの?という話ですよ。

●●●
セイラ

うさぎを飼ってるならまだしも、ねぇ

うさぎに是非ともあげたい餌は以下の通り。

 

  • 1番間違いないのは、うさぎのペットフード。こちら、忠海港でも購入できる。しかも一袋100円の小分けなのでお手軽。
  • 人参・ブロッコリー・大根の葉っぱなど。
  • キャベツは沢山あげすぎると、水分が多すぎてお腹を壊してしまうのであげすぎないように。(近くの八百屋配ってるけどね)

 

ちなみに、パンなどの炭水化物はあげると美味しそうに食べるのだが、実際はうさぎの体にはとてもよくないものなのであげないように。(※本当にすいません、最初知らなくて少しあげてしまった・・・)

・大久野島の観光

大久野島は、歩きもしくはレンタルサイクルで観光する島だ。歩いても、周囲4.3キロほどの小さな島なのでたっぷりゆっくり楽しみたい場合は歩きがおすすめ。

 

また、大久野島には『休暇村』というホテルやキャンプ場があるので宿泊も可能だ。ホテルには嬉しい温泉もあるので、リゾートとしても訪れやすい島。

 

大久野島は島が瀬戸内海国立公園に指定されており、観光地としてとても設備が整っている。よくある島の大自然!!というよりは、歩道もコンクリートで綺麗に補正されている為小さな子供づれのファミリーでも充分に楽しむことができる島だ。

 

・毒ガス資料館

大久野島には、毒ガス製造していた頃の記録や実際に使われていた機材、服、マスクなどが残っており展示されている資料館がある。

 

資料館の撮影は一切禁止となっているのでここでは細かくご紹介はできないが生々しい毒ガス製造の過程や過酷さ、実被害の記録は胸が締め付けられる思いだ。

 

うさぎに癒されるのも良いが、是非ともお大久野島に訪れた際には足を踏み入れて欲しい。

 

料金は下記の通りで年末年始の12月29日~1月3日と臨時休業で休館になる場合があるので心配な方はあらかじめお問い合わせしてから行こう。営業時間は9時00分~16時30分で最終入館は16時00分まで。

 

19歳以上 100円
18歳以下 50円
20名以上の団体

19歳以上 80円

18歳以下 40円

 

・発電所跡地

 
 
 
 
 
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成清 友輔(Yusuke Narikiyo)さん(@tabi_buta)がシェアした投稿

廃墟マニアにはたまらない!!という声をよく耳にするこちらのスポット。とにかく、廃墟ならではの異様さがすごい。

 

日本らしくない建物は、写真映え間違いなし。

 

他にも大久野島には毒ガス貯蔵庫や、大砲跡地などスポットは沢山。至る所に、生々しい傷跡を感じる事ができる。是非、一周する事をおすすめする。

 

・番外編 大久野島で作られていた毒ガスの種類

 

毒ガス、と一口に言っても種類がある。大久野島では、5種類の毒ガス製造が行われていた。せっかくなので、一部の毒ガスについても少し解説しよう。

 

 

 

イペリット(マスタードガス)

イペリットガスはびらん性ガスと呼ばれる種類。名前の由来は、ドイツ軍がベルギーのイープール付近で始めて使用された事に由来する。

症状は、タンパク質やDNAに強く作用し、粘膜や皮膚をただれさせ、細胞分裂を阻害し発ガンの可能性を引き起こす。こいつの厄介な点は、症状が遅効性なこと。

ガス兵器の中で今でも最高の能力を有する最高にやばいやつ。

 

ルイサイト

ルイサイトもびらん性ガスに属する。このガスは、繊維やゴムを透過させるため防護服では防げない。

症状は即効性があり触れた瞬間痛みと刺激に犯され、吸い込むと内部から犯され死を伴う。目に触れると、激しい痛みののち失明。

怖すぎる・・・・

 

青酸ガス

種類は窒息性ガス。青酸ガスと言えば、オウム真理教が1995年に東京の新宿駅でばら撒いたアレだ。

殺虫剤で使われるものだが、人類に使うと細胞内の呼吸障害を起こす、1分吸うと、半数の確率で死ぬ。

 

この他にも、嘔吐・くしゃみガスと呼ばれるジフェニールガスや催涙ガスである塩化アセトフエノガスが生産されていた。

 

というか、どれもこれもガスの効果が怖すぎる・・・。

 

まぁ、ここで製造されていた6616トンのガスで全人類滅亡させられますからね。はい。

 

・大久野島にはなんでうさぎがいるの?

大久野島にはかつて、うさぎがいた。

 

というのも、毒ガス製造の際に動物実験として使われていたのだ。人間の目にはガスは見えないし、性能は動物で試すしかないですからね。

 

・・・

 

え?まさか・・・その時のうさぎ・・・?

 

いやいやいや。そんな訳ないじゃないですか。大久野島は終戦後、残った毒ガスを全て処分したのち、大久野島に実験動物に使われていた動物たちも全て処分され一度無人島となっている。

 

その後、観光協会が入って国立公園になり大久野島の毒ガスの過去を後世に伝えていこうとなったのだ。

 

そんな大久野島になぜうさぎが登場したのか?というのははっきりとは言われていないが、近くの小学校が8匹ほどプレゼントしたのがきっかけだそうだ。

 

そのうさぎが野生化して、どんどん増えて、今では700羽近くにもなったという訳。

 

・まとめ

私は、大久野島に足を運んで始めて『毒ガスの島』であることを知った。

 

そう。学校ではそんなに強くは教えてくれない内容なのだ。近隣の学校では、修学旅行先として行く事もあるそうだがまだまだ知られていないことなのではないだろうか。

 

かつて、この島で作られた毒ガスによって世界中の人が亡くなった。そんな島。

 

その島で、今では人懐っこいうさぎがのびのびと700羽ほど暮らしているというのがたまらなく愛しかった。

 

もし、この島に人が部落を築いて住んでいたら。きっと、小さな揉め事とか賛否両論あったのではないかと思う。

 

世界中どんな人でも、この島に降り立った瞬間餌をくれると信じてやまないうさぎが駆け寄ってきて大歓迎してくれるのだ。

 

うさぎだからこそ、今この島は分け隔てなく人々を癒してくれるのだ。

 

ぜひ、皆さんも大久野島のウサギたちに癒されてみませんか?

 

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