こんにちは。普段引きこもりがちなセトセイラです。
突然だけど、皆さんは普段沢山の人に会っていますか?
正直に言うと、私は人付き合いが大の苦手。
3人以上と同時に会うと辛くなってしまうし、飲み会は地獄、人が多いところでは隅っこが居場所で、パリピは観察するくらいがちょうどいい。
私という人間は、とても内向的な性格をしているのだ。
人と喋るのは好きなのに、どうしても引きこもりがちになってしまうというアンバランスさで私はできている。
でも、そんな私が最近沢山の人に会う事を意識しようという考えに至った。
それが、今の自分に最も必要な事だから。
この記事は、何者かになりたい人、自分に自信がない人、やりたい事が見つからない人はぜひ参考にしてほしいと思う。
自分で自分を評価するのは底なし沼
私は現在フリーランスで活動している。
活動内容は主にライターを中心に、タレント(MCやPV出演やモデルなど)・おむすび職人をしているが・・・
正直に言うと、仕事をとるのがめちゃ大変で毎日見えない敵と戦っている感がものすごい。
フリーランスってこんなに大変なの!?と思いながら、それでも自分で稼ぐ力を付けたくて日々ひーひー言いながらスレスレで生きているのだ。
そういう時あるあるな『モチベーションをどう保ち続けるか問題』。
そういう時ってどうしてかフリーランスでとんとん拍子に行っている人ばかり目で追ってしまって余計に落ち込みそうになる自分を殴りたい。
とは言え、仕事がなかなか取れない時や、自分がやりたい!と思って始めたものがなかなかお金に結びつかない時、就活やオーディションになかなか合格しない時・・・etc
まるで全人格を否定されたかのごとく落ち込むんだよね。
「やっぱり…才能ないのかな」
分かる。分かる。
このシーズンってめちゃくちゃ精神的なしんどさがあるよね。
でも、そんな時どうやってモチベーションを保とうかなと考えた上げくに自己評価で保とう!!みたいな暴挙に出たりするのに心当たりありません?
「大丈夫。自分は面白いと思っている!」
「大丈夫、自分はやる気あるし・・・!」
最初はいいんだけど、自家発電でモチベーションを保つとだんだん消耗が激しくなって最後立ち直れなくなっちゃうんだよね。
自分で自分の評価をし続けるのは、絶対無理がある。
うん、よく頑張った。
でもそれ、スーパーサイヤ人でもない限り無理だから!
じゃぁ皆どうやってモチベーション保ってるんだよ…って思うよね。
人から評価される事によって、自分の道が見える
自分で自分を評価するのは無理ゲーだから、評価はやっぱり人に委ねるべきだという結論を先に言う。
というか、そもそも評価は人がするものだ。
「でも、その評価がないから落ち込むんだ!!」という声が聞こえてきそうだが、多分今落ち込んでいるならもしかしたら圧倒的に会っている人の数が少ないのかもしれない。
評価をする対象はできる限り不特定多数で、できる限りとにかく沢山の人に会うと様々な角度からの自分が見えてとてもいい。
人と沢山会うと、何がいいって自分では全く知らない自分を発見できる。
もちろん、それは必ず言葉で教えてもらえるわけではない。
しかし、生身の人間だからなんらかのリアクションが貰える。
例えばこんなもの
やたらと話が合う→話が合う人の近くには自分の生きるべき道がある可能性が高い。なぜ、話が合うのかを分析するという課題。
居場所がなかった→そこは、自分とは違う世界。もしくは、そこに入りたかったら話がついていけるようにしようという課題が見える
まじで、あいつ嫌い!!→そもそもなんで嫌いなのか?それが嫉妬なら、まだなれていない自分の理想が眠っているかも。それ以外なら、反面教師に。
自分の良いところを褒めてもらえた→すかさずメモ!!
など
人は、沢山の人に言葉や態度で評価されるからこそ自分の合うものや進むべき道、苦手なものがようやく発見できるのだ。
自分自身の思考回路では限界がある。
故に、評価されなくて悩んでいるなら余計にとにかく沢山の人に合うべきだ。
いっぱいいっぱいの時っては例えばライターなら一文字でも多く書かなきゃとか思ったり新しいネタ!とか思いがちだったなぁと最近私は深く反省をした。
焦っている時ほど、少しでも多く本を読みたいし、採用情報を調べたいし、文字を書き進めたくて、人と会う時間がもったいないと思いかけていたかもしれない。
冷静に考えて、そんなに余裕がない人が魅力的なわけがない。
人は感情が伝染する生き物なので、いっぱいいっぱいの人は見ていて苦しい。
こういう焦りが、知らず知らずのうちに抜け出せないループにハマってしまうのだと思う。
自己評価で保ちつずけるのはさっさとやめて、沢山の人に評価されまくった方が効率よく人生は進んで行く。
反対に言うと、自分に自信がないというのはそもそも当たり前なのだ。
それは、自己評価に偏りがちかもしくは日常の中に出会っている人が偏っている(例えば会社の人にしか会っていないとか)からだ。
人に評価される量が少ないから、自分に自信がなくなったり、落ち込みやすくなったりするのだ。
人間関係は神経衰弱と一緒
例えば、会社なら上司とどうしても合わないとか、Twitterならインフルエンサーに嫌われたとか、地方ならそこの権力者に嫌われたとか、憧れのあの人にものすごく嫌われたとか…etc
気にならない人なら全然気にならないのかもしれないけれど、少し前の私だったら間違いなくビビるしこの世の終わりくらいに落ち込む。
先日、フリーランスマブダチといつものように話をしていたらものすごく元気を貰えてそこに居場所を感じた。
そしてふと『人間関係って神経衰弱のようなものだな』と思ったのだ。
沢山ランダムに散りばめられたカード(人)を裏返してみて、同じカードだったら貰える。
違ったら、貰えない。
ただそれだけの事なのだと思う。
いいとか悪いではなく、合ったらそこには自分の進むべき道が隠されているし、合わなかったらそれまでだし、もう少しで思い出せそうだけど思い出せないなら時間と努力が必要だし。
よく、Twitterを見ていると明らかに裏返したカードが全然違うのになんとか貰えないかと駄々をこねてみたり、悔やんだり、落ち込む人が沢山いるが冷静に考えると大きな問題ではないのだ。
ましてや、なぜカードが違うんだと怒り狂う人など生きたかが下手くそにも程があるのかもしれない。
そう考えると、人間関係で悩むのはとてもばかばかしいように思えたのだった。
「そうか、もっと気軽に人に会えばいいんだ」
人の多いところが苦手だった私が、積極的に人に会ってみようと思った瞬間だった。
沢山の人に会う方が、人生の効率がいい
TwitterをやっているとありがたいことにDMから『会いたいです!』というご連絡を頂くことは多いのだけれど、残念ながらこの手のものはよほどの事がない限りほぼお断りをしている。
この手の人は内向的な人としては最も空気を読もうと思ってしまうジャンルの人なので対等に話をする事が難しいからだ。
あとは、正直私が一応女であるため下心しかない連絡も多いのでという理由もある。
だからこそ、イベントや知り合いからの誘いには予定がある限り乗るようにしている。
ちなみに、私のように内向的な性格の人の場合はいきなり大きなイベントに行ったりせずにまずは人の誘いを断らないようにしてみるというところからスタートするのがおすすめ。
まとめ
必ず飲み会には参加すべきだ!!とか、片っ端から人に会え!!という訳ではけしてない。
私は冒頭でも説明した通りやっぱり飲み会が苦手だし、大勢の人の所は苦手だし、人付き合いは悪いのは変わらない。
しかし、人生伸び悩んでいる時や落ち込んでしまった時は人に会う事を意識的にやっている。
それは、自分のメンタルがそんなに鋼ではない事を知っているし、そういう時の自分の判断を全く信用していないからだ。
一緒にいて落ち込んでしまう人よりも、一緒にいて元気をくれる人に私は人生の時間を使いたいと強く思う。
これを読んでいるあなたがもし、やりたい事や自分に自信が持てないのなら自分で探そうとしなくていいし自分で心を強くしようと心掛けなくていい。
沢山の人に会いまくって、沢山の人と話せばその中に絶対に一人は自分の背中を押してくれる人や、自分のいいところを見つけてくれる人はいる。
心は強くするものではなく、時にはしなやかに人にゆだねる事も大切だ。